一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、「東京ゲームショウ2014」におけるインディペンデントゲーム開発者向けの2つの企画、「インディーゲームコーナー」と「SENSE OF WONDER NIGHT 2014(センス・オブ・ワンダー ナイト 2014 / 以下、SOWN 2014)」のスペシャルスポンサーに、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)が決定したことを公表しました。スペシャルスポンサーのSCEは、インディーゲームコーナーの出展料金(4日間出展=99,900円、一般公開日2日間出展=32,400円)を全額サポートし、出展料金をすべて無料にします。更に、出展作品のプラットフォームは問いません。また、より幅広く出展を募るため、出展応募の締め切りを当初の5月30日(金)から6月11日(水)に延長しています。このコーナーの出展は、応募された作品の中から最大50ブース(予定)を、事務局による選考にて決定します。昨年、東京ゲームショウで初めて設置したインディーゲームコーナーには、世界10カ国・地域から41のインディペンデントゲーム開発者が参加し、多くの注目を集めました。2回目の開催となる今年も、すでに多くの応募が寄せられているとのことです。SCEは以前に、PlayStation 4インタビュー映像シリーズ「インディーズクリエイタートーク」という企画を行っていたりと、インディー開発者たちへの支援に熱心です。今回はプラットフォームを問わないとのことで、真剣さが伺えます。◆センス・オブ・ワンダー ナイト 2014また、ゲームのプロトタイプをはじめとした“今まで見たこともない”ゲームのアイデアをプレゼンテーションするSOWN 2014は、今年で7回目の開催となり、TGSにおけるインディー開発者向けのステージイベントとして定着しています。SOWN 2014の応募受付の締め切りは7月7日(月)です。締め切り後、選考委員による審査を経て、最大10作品のプレゼンテーション作品を決定します。いずれの企画も、特定非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(略称:IGDA日本、理事長:小野憲史)の協力を得て実施します。東京ゲームショウは、インディーゲームコーナーとSOWN 2014という、インディペンデントゲーム開発者向けの企画を通じて、新たなゲームアイデアを世界に発信する機会を提供していくとのことです。◆詳細・名称:インディーゲームコーナー・会期:2014年9月18日(木)〜21日(日)・会場:幕張メッセ 展示ホール内・スペシャルスポンサー:ソニー・コンピュータエンタテインメント・目的:東京ゲームショウにおいて、新しいゲームの可能性を探り、商業的な成長と成功を求めている小チームやベンチャーなどインディペンデント(独立系)ゲーム開発者を支援すること・出展料金:無料★出展料金に含まれるもの:スペシャルブース、インディーゲームコーナー専用出展者バッジ5枚・応募方法:申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、ご応募ください・応募締切:2014年6月11日(水)(※日本時間)・選考:事務局による選考を経て選出します・結果発表:2014年7月上旬〜中旬に応募者に直接連絡します ※応募内容によって、追加の確認事項をお伺いする場合があります。 ※応募内容によって、別の展示コーナーの出展を案内する場合があります。 ■出展できる団体資格・出展しようとする団体の年間売上について法人:5000万円もしくは50万USドル程度以下であること個人:1000万円もしくは10万USドル程度以下であること・出展しようとする団体が法人の場合、資本的に独立していること(例えば、大手ゲーム会社の資本が入っていないこと)■出展できるもの・完全オリジナルなゲーム(二次創作コンテンツは許諾の有無にかかわらず出展できません)・応募者が開発の権利を有するプラットフォーム向けに制作されたもの・CESA倫理規定、CERO倫理規定に準じたもの かつ 以下のいずれにも相当しないもの1)CERO倫理規定(http://www.cero.gr.jp/regulation.pdf)別表3「禁止表現」に抵触、または抵触する恐れのある表現が含まれている2)CEROの審査で「Z」区分レーティングを受けた作品、もしくは「Z」区分に相当する表現が含まれている可能性がある3)海外で既に発表されており、海外審査機関(ESRBなど)で「17+」(MATURE)区分の指定を受けている 4)海外で発表予定で、海外審査機関(ESRBなど)で「17+」(MATURE)区分の指定を受ける可能性がある(残虐性が強く「13+」(TEEN)区分に相当するとは思えない作品) ■インディーゲームコーナーに関するお問い合わせ先(メールのみ)indie@nikkeibp.co.jp
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