ドイツのPCゲームメディアGamestarの初報を皮切りに、今年6月から各所にて報じられているCrytekの給料未払い問題および財政難。この件を一度否定していたCrytekが海外メディアへ再び公式声明を出し、同社の経営状態が悪化しているとのニュースをあらためて否定しました。Crytekは公式声明にて「開発スタジオからオンラインパブリッシャーへと進化するには戦略の焦点を見直す必要があった」と発言。見直しにともない資本需要が増加していったものの、その資本は確保できていると説明しています。またCrytekは、従業員へと流れ伝えられていたような情報ほど経営状態は悪化していないとの認識を示しました。一方で今回の一件にて進行中の計画をおおやけに議論することができなくなったともコメント。組織や資本、財産や技術など、Crytekの将来を固める基礎が短期的にも長期的にも揺らいでいる事実はないとし、前向きなニュースを近日中にも共有できることを確信していると続けています。Gamestarに始まりKotakuやDevelopなど複数のメディアより報じられている今回のCrytekの給料未払い問題。特に『Homefront: The Revolution』を開発中のCrytek UKなどでは、元従業員を名乗る情報提供者たちから給料の未払いが伝えられており、それに伴うスタジオのモラル低下がささやかれています。
『Crysis 4』は「保留」へ。Crytek約15%のスタッフを解雇―「前進するためには人員削減が不可避であると判断」 2025.2.13 Thu 『Hunt: Showdown 1896』に尽力するとのこと。