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1997年にNINTENDO64向けに登場し全世界でヒットした『ゴールデンアイ 007』ですが、発売から24年目にしてドイツの“青少年に有害なメディア”(未成年者への販売・広告・マーケティングが禁止)リストから削除されたそうです。
このリストに掲載されたメディアは25年後に自動的に削除される仕組みとなっており、24年目の『ゴールデンアイ 007』は何らかの目的で早期に削除されたことを示しています。
現時点で誰がどのような目的でリストから削除したのか不明なものの、ファンの間では2021年10月26日より提供が開始された任天堂のオンラインサービス「Nintendo Switch Online + 追加パック」で配信を予定しているのではないかと囁かれています。
欧州ニンテンドーeショップでデジタル配信するには、Nintendo of Europeの拠点であるドイツの法律に従う必要があり、先日には2015年発売の『Dying Light』がリストに掲載されていたことで、10月19日に発売予定であったニンテンドースイッチ向けデジタル版が欧州・オーストラリア・ニュージーランドで販売できないといった問題が起きていました(その他の地域では発売。国内では2022年1月13日発売予定)。
『ゴールデンアイ 007』は過去にXbox Live Arcade(Xbox 360)向けHDリマスター版プロジェクトが中止になるなど権利関係でゴタゴタしている作品だけに、もし「Nintendo Switch Online + 追加パック」での配信が実現すればファンも喜ぶのではないでしょうか。