そんなアングリーバードシリーズですが、これまでも映画『スターウォーズ』や『トランスフォーマー』など、数々のコラボレーションをこなしてまいりました。そしてこの12月に『Angry Birds Seasons』内の1エピソードとして発売される最新作でコラボレーションのパートナーに選んだのが何と同作の故郷であり、また制作元である『Rovio Entertainment』(ロビオ・エンターテイメント)が所在する国『フィンランド』。タイトルもずばり『Angry Birds Seasons On Finn Ice』(アングリーバードシーズンズ フィンランドの氷上で)。これまでコラボしてきた映画やコミックなどとは異なり、今回は初の現実世界との取り組みとなりますが、さてどのような仕上がりになったのでしょう。
遊びながらフィンランドについて学べるアプリ、『Angry Birds Seasons On Finn Ice』。今までのシリーズとは少しだけ毛色が異なるようですが、ではなぜロビオがこのような学習アプリを作るに至ったのでしょう?実はロビオ、教育分野にも進出しているのです。ロビオが提唱する『Fun Learning』メソッド。フィンランドはヘルシンキ大学との共同研究のもと確立されたこの手法、「Fun Learning、学び、知識を蓄えることは楽しいことである」をスローガンに、「学習を楽しい物に仕立て子供たちへ提供する、学ぶことを楽しくすることで自ら進んで学ぶようになる」と言ったものだそうで。そして本作はその手法に基づいたゲーム設計になっているとのこと。この『Fun Learning』メソッドは実際にフィンランドや中国を始め既に世界各国の幼稚園等で採用され実用化が始まっているとの事です。
このように歴とした裏付けのある学習メソッドに基いて制作された『Angry Birds Seasons On Finn Ice』、遊んでいると自然とフィンランドに詳しくなれちゃうこのアプリ、是非プレイされてみてはいかがでしょう。『Angry Birds Seasons On Finn Ice』はiTunes App Store、Google PLAYストアにて基本無料プレイで好評公開中です。
《GameBusiness.jp》