Tech系メディアRe/codeなど複数の海外メディアが伝えるところによれば、米ソーシャルゲームディベロッパーのZyngaの大型レイオフにより解雇されたスタッフのうち、スポーツ系ゲームの開発・運営に携わっていた38名がスポーツゲーム会社のFanDuelに再就職したという。Zyngaは昨年スポーツ系ゲームの専門ブランド「Zynga Sports 365」を立ち上げ、NFLとの業務提携のもとアメフトチームの運営シミュレーションゲーム「NFL Showdown」をリリースするなど新たな展開を行っていた(過去記事はこちら)。しかし今月、費用削減計画の一環として「Zynga Sports 365」に関わっていたスタッフを含む同社全体の18%に相当する人員を大量レイオフし、同ブランドが置かれていたオーランド支社も閉鎖した。FanDuelは実在の選手を組み合わせて自分好みのチームを編成し、実際の選手の成績をポイント化して試合を行う「ファンタジー・スポーツ」と呼ばれるジャンルのシミュレーションゲームを提供している企業。Zyngaの「NFL Showdown」も同ジャンルに属するためか、Zyngaに解雇された「Zynga Sports 365」のメンバー42人のうち38人がFanDuelに再就職した。なお、FanDuelではこの大量採用に対応するため、奇しくもZyngaが閉鎖した支社があったオーランドに新たな拠点を開設したとのこと。
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