
PLAIONはゲーム事業の特定分野における再編とそれに伴うレイオフの決定をLinkedinにて報告しました。
ヨーロッパの老舗パブリッシャーが組織再編でレイオフ…
同社は『Mount & Blade』や『Goat Simulator』シリーズなどのパブリッシングを務めたことで知られるゲームパブリッシャー企業で、1994年の設立以降パブリッシングパートナーとして数々の大手パブリッシャーの流通を手掛けたほか、有力ゲーム開発スタジオを傘下に収めての開発事業や、ヨーロッパ地域での映画配給、グッズ制作販売も行っていました。

Linkedinでの投稿によると今回の事業再編は市場の動向に合わせた事業戦略の見直しに伴うものとしており、レイオフについては個人の能力や貢献を反映したものでは無いとしています。また、決定が軽々しく下されたものでは無いと断ったうえで対象者への感謝と、移行期間中のキャリアサポートの充実を約束。Linkedinでの投稿も業界パートナーへの雇用機会を募集する目的であることを示しました。
社内スタジオや映画配給事業は影響受けず
一方で社内のゲームスタジオおよび映画配給部門については今回の事業再編の影響は受けないとのこと。今後も高品質でファン第一の体験を提供し、同社らしいクリエイティブチーム、フランチャイズ、パートナーシップへの投資に注力するとまとめています。
なお今回のレイオフの対象者で、同社のミラノオフィスで広報およびコミュニケーションマネージャーを務めていたAlessandra Minuz氏の投稿では、組織再編が3月半ばより行われていたことが確認できます。これを受け海外メディア80 Levelが実際にレイオフがどれほどの規模であるかを問い合わせていますが執筆時点で回答は得られていないとみられます。