NPD Groupより、子ども達を対象にしたゲームプレイ環境調査結果が発表されました。対象の過半数がモバイルゲームを遊んでいることが明かされ、PCでゲームを楽しむ子どもが減少したと報告されています。NPD Groupが報告した「Kids and Gaming 2015」によれば、オンラインでの調査対象となった「2歳から17歳までの子ども」のうち63%がモバイルデバイスでゲームを遊んでいるとのこと。PCでゲームをプレイする子どもは2013年から22%と大きく減少しており、同程度に切迫するレベルではないにせよ、コンソール機においても減少が確認されています。しかしながら、9歳~11歳のグループのうち41%ではポータブルゲーム機が人気を保っていると伝えられています。NPD GroupのアナリストLiam Callahan氏は「これまでPCはほとんどの子どもにとっての“ゲーム文化への入り口”と考えられていましたが、現代ではモバイルゲームがその座を掴んでいます」とコメント。同氏は子ども達のみならず、その両親たちのPCおよびモバイルデバイス環境に起因した可能性を指摘しています。