ハードウェアスタートアップのベンチャーと中小企業や工場をマッチングし、製造支援を行う新サービスが登場した。「BRAIN PORTAL」と題した同サービスを提供するのは、株式会社リクルートホールディングス(東京都千代田区)の事業育成機関「Media Technology Lab.」。 ハードウェアスタートアップとはIoT・バイオテクノロジー・ヘルスケア・ロボ・宇宙・エネルギーといった領域で物理的なテクノロジーを用いたベンチャーの総称。2日に同社が行った発表によれば、「BRAIN PORTAL」ではハードウェアスタートアップをテクノロジーとビジネスの両面でサポートし、プロジェクトの工程に応じて、中小企業や工場と都度マッチングするという。 なお、同社によるとクラウドファンディングで資金調達に成功したハードウェアプロダクトの多くが、量産化のフェーズで大幅な出荷遅延や頓挫を起こしているとのこと。適切な製造先を探すのに莫大な手間と時間がかかること、量産の際に想定を超える技術課題が生じるといった課題を解決するため、適切な製造パートナーを紹介するサービス開発に至ったという。 リクルートの新規事業提案制度「Recruit Ventures」を通じて事業化された同サービス。ベンチャー企業からも、工場が持つものづくり力に期待が寄せられている。
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