2月3日から14日まで、東京・六本木の国立新美術館ほかにて「第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催される。メディア芸術祭 の受賞作品を通じてアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの現在の状況を明らかにするものだ。開催までおよそ2週間となるなかで、4部門で受賞した作品の展示・上映をはじめ、トークショーやシンポジウムなどの関連イベントのスケジュールが発表された。メディア芸術の現在地を映し出す。「第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」の注目はアニメーション部門受賞作品の上映プログラムだ。大賞に輝いたフランスの短編アニメーション『Rhizome』や新人賞『台風のノルダ』では、監督を招いたトークショーを予定している。マンガ部門の大賞作品・東村アキコ『かくかくしかじか』は、表紙原画や直筆原稿が展示される。ネームなどの貴重な資料も公開され、作品の魅力と世界観を紹介する。『弟の夫』で優秀賞を受賞したマンガ家・田亀源五郎のトークショーも実施予定だ。功労賞受賞者シンポジウム「テレビゲームの時代:世界へ羽ばたく日本のゲームとアニメーション」では、ファミコンなどテレビゲームのハードウェア開発者・上村雅之と、『スーパーマリオブラザーズ』を手がけたキャラクターデザイナー・小田部羊一の対談を行う。任天堂で様々なゲームに携わってきた二人がどのような言葉を交わすのだろうか。とくに小田部は『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』など、アニメでも多大な実績を残している。ゲームファンだけでなく、アニメファンも必見のシンポジウムになるだろう。そのほかアート部門大賞『50 . Shades of Grey』のデモンストレーションや、エンターテインメント部門大賞『正しい数の数え方』の音楽劇など、多彩な企画も行われる。入場料は無料だが、イベントによっては申込受付が必要となる。スケジュールや申込方法は公式サイトを確認してほしい。[高橋克則]第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展会期: 2016年2月3日(水)~2月14日(日)会場: 国立新美術館、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか入場料: 無料
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