これは同社が提供するクラウド環境「IDCFクラウド」で開発中のゲームを対象としたもので、人気ランキング上位のゲームに相当する、同時接続数3万人や秒間6万リクエスト相当の負荷を擬似的に生成し、検証を行うことができます。
大量のアクセスが集中する可能性のあるゲームにおいて負荷テストは必須のテストとなっていますが、テスト環境の準備やそれにかかる人員の工数はメーカーの負担となります。同社ではこのサービスを利用することで、テストにおける工数を減らし、開発効率を向上させることができるとしています。
・人気ランキング上位のタイトル規模に相当する負荷テストをサービスイン前
に無料で実施可能
・最大1か月間利用可能で実施対象のタイトル数や負荷テストの回数は無制限
・テストサーバー環境はIDCFクラウドとは分離して構築し本番稼働と同等の負荷を再現
・負荷生成サーバー最大20台、管理サーバー1台で構成し負荷ツールにはJMeterを採用
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なお、IDCフロンティアでは新たにクラウドサーバー「HighIO 3XL128」の提供も開始。24コアのCPUとディスクにSSDを採用し、高いI/O性能を持つためゲームシステムにも最適だとのこと。