ドイツはケルンで現地時間8月17日から21日の日程で開催された欧州最大級のゲームショウ「gamescom 2016」。主催者のBIUが本イベントにおける来場者数などの統計を発表しました。それによると、gamescom 2016の来場者数は昨年とほぼ同じ34万5,000人を記録したとのこと。トレード関係者の参加は3万500人となっており、昨年3万3,200人から2,700人減少しています。一方で、出展社は54カ国から877社となり、昨年45カ国の806社から71社(9%)増加しています。また、gamescom開催期間中のケルンには50万人が訪れたとのこと。ケルン市内ではgamescom関連イベントが行われており、それらを目的とした参加者も多くいたようです。今年のgamescomはソニーやマイクロソフトなどがプレスカンファレンスを実施せず、例年と比べて少し寂しい雰囲気。出展社数は順調に増加しているものの、伸び悩んでいる来場者数と減少したトレード関係者数は今後のgamescomの在り方にも影響を与えるかもしれません。来年のgamescom 2017は8月22日から8月26日の日程で開催予定です。
2024年8月、ドイツの「gamescom 2024」ジャパンブースへ『ウィザードリィ外伝 五つの試練』を含む3タイトルが出展決定―経産省の国産インディーゲーム海外展開支援施策 2024.6.17 Mon