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先日、閉鎖が明らかとなったElectronic Artsの開発スタジオVisceral Gamesですが、元スタッフのZach Wilson氏が2011年に発売された『Dead Space 2』の失敗を語りました。
Wilson氏のツイートによれば、『Dead Space 2』の予算は6,000万ドルであったのに対し販売本数は400万本で、「十分ではなかった」とのこと。どれだけの利益が出たのかは不明なものの、EAの期待には及ばなかったようです。ちなみに前作の予算は推定3,700万ドル、また同じ年に発売され3ヶ月で700万本を販売した『Mass Effct 2』の予算は約4,000万ドルと推測されています。
2013年に発売され、Co-op機能を搭載した続編『Dead Space 3』ではゲームプレイをアクション寄りに方向転換するとともに、マイクロトランザクションが導入され話題となりましたが、今回の話を聞いてそうした経緯にも合点がいくのではないでしょうか。
steam takes 30% I think. Through Origin they get 90%
— Zach Wilson (@covernode) 2017年10月18日
this also by the way is why you're seeing every pub make their own digital marketplace. do you hate uplay? Well, the pub gets 90% of the $$$
— Zach Wilson (@covernode) 2017年10月18日
なお、Wilson氏はValveがSteam配信タイトルの売上げから30%のマージンを取ることを挙げ、パブリッシャーが独自のデジタルストアを立ち上げる理由も示しています。