アクションRPG『ウィッチャー』シリーズや、続報が期待される新作『Cyberpunk 2077』の開発を手掛けるCD Projekt Red。同社の共同出資者であるMarcin Iwiński氏が、PCgamerのインタビューを通してルートボックス問題に言及しています。同氏は、ルートボックスを巡る議論について、議論というよりはコミュニティの反発に近いとコメント。加えて、フルプライスでゲームを購入したならば、ユーザーは洗練されたコンテンツを手に入れて、たくさんの時間遊べるべきだとしています。また、ユーザーがアンフェアな手段で金銭を取られていると感じた時に、声をあげて反応することはゲーム業界にとって望ましいことだという考えも明らかにしています。また、同氏は基本無料タイトルに関しても同社の『グウェント ウィッチャーカードゲーム(以下グウェント)』を例に挙げて言及。『グウェント』の場合、ゲームを無料でプレイして欲しいカードをクラフトするか、カード樽を買うかという選択は全てプレイヤーに委ねられており、プレイヤーが考えるのは時間と利便性を金銭で買うかだけだとして肯定的な見方を示しています。また、『ウィッチャー』シリーズの続編に関して、生活の大部分『ウィッチャー』に費やしてきており、自分たちにとって大きな意味を持つものなので、決して断念するつもりはないとコメント。その上で、キャラクターに惹かれるのであれば『グウェント』を、ストーリーテリングが好きなのであれば『グウェント』のストーリーキャンペーン『奪われし玉座』を、大作RPGを期待するのであれば『Cyberpunk 2077』をプレイしてほしいということです。
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