これは、Mitchell氏に浮上していたアーケード版『ドンキーコング』記録におけるルールに反したエミュレーションソフト利用が状況証拠として認められたためとのこと。問題のハイスコアは、アーケード版『ドンキーコング』ハイスコア挑戦者を巡るドキュメンタリー映画「The King of Kong」のDVD特典として収録もされた1,047,200点のスコアなどについてのものでした。
また、この処分を受けてアーケード版『ドンキーコング』での世界初の100万点達成者の記録は、公的にはSteve Wiebe氏へと移行。発端の1つとなった映画「The King of Kong」ではWiebe氏のMitchell氏への挑戦が主に描かれています。Mitchell氏は、作中の行動で鼻持ちならないライバルとしての側面を強く印象付けられていただけに、今回の記録交代は(偶然のものとはいえ)映画的な結末を招いたのかも知れません。