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カプコンは9月18日、IR資料「開発中止損の計上に関するお知らせ」を公開し、『デッドライジング』シリーズで知られるカプコン・ゲーム・スタジオ・バンクーバー(Capcom Vancouver)の開発中作品を見直した結果、45億円の特別損失が発生したことを明らかにしました。
海外メディアは、このニュースに関連して、Capcom Vancouverの閉鎖を報道。公式ツイッターも、閉鎖が事実であることを明らかにしています。
We're sad to announce that effective today, Capcom Vancouver has suspended operations. We want to express our deepest thanks to our team and our fans for all your support.
— Capcom Vancouver (@CapcomVancouver) September 18, 2018
Capcom Vancouverは2005年に“Blue Castle Games”として創業、2K Sportsの野球ゲーム『The Bigs』シリーズなどを手がけました。2010年には、カプコンのゾンビパラダイスアクション『デッドライジング2』を手掛け、同年にカプコンが子会社化、以後は『デッドライジング』シリーズの開発を一手に引き受けてきました。
しかし、『デッドライジング4』の売り上げが低調だったことに加え、2018年2月には未公開タイトルの開発中止、モバイルゲーム『Puzzle Fighter』のサービス終了とスタジオに対する逆風は止まりませんでした。
なお、同スタジオの公式サイトは閉鎖され、アクセスするとカプコンのリージョナルサイト(日本からはカプコン公式サイト)へリダイレクトされるようになっています。