◆ゲーム開発だけじゃない。アニメ化やボイス実装などでも活用
クラウドファンディングとゲームの関係は、ゲーム制作全体だけではなく、ピンポイントに活用される場合もあります。例えば、2014年に2月には、スマホアプリ『魔女っ子少年マジカルピース』に登場するキャラクターたちに“声”を充ててもらうためのプロジェクトを、CAMPFIREにて行いました。
本作は、男性キャラクターたちが“魔女っ子に変身する”というユニークなADV。それだけに、声の実装は是が非にも叶えたいところだったのでしょう。この心意気に賛同した方の支援により、目標額を1.5倍上回る結果で達成。福島潤さんや武内健さんなどの熱演が、本作に込められました。
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また、ゲームとして生まれた作品が、アニメ化を実現するためにクラウドファンディングに挑戦したケースも多々あります。PC版から始まり、PSP版などにもリリースされたADV『Dies irae』のアニメ化プロジェクトが、2015年5月に登場。
このプロジェクトの目標額は3,000万円でしたが、わずか1日で同額の入金申し込みを達成。また4日後には、実入金でも3,000万円を突破しました。一時期は入金申し込みが1億を突破しましたが、最終的には96,560,858円という結果に。目標のトリプルスコア超えとなる、堂々の着地です。
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その他にも、『学園ハンサム』のTVアニメ化プロジェクトは、開始から5日ほどで目標額200万円を達成。最終的には6,920,640円を集める形に。『リトルバスターズ!』のスピンオフとなる『クドわふたー』アニメ化を目指すクラウドファンディングでは、OVA制作が決定する目標額3,000万円を大きく上回り、劇場アニメ化を実現させる7,800万円超えの支援を得ることができました。また、劇場アニメ「クドわふたー」の海外版制作を目指すクラウドファンディングが後日行われ、こちらは5日間で目標300万円を達成しました。
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