海外にて先日行われた『大乱闘スマッシュブラザーズ』e-Sports大会「Pound 2019」。同決勝戦の後に思わぬハプニングがあったことが海外メディアで報じられました。Polygonによればこのハプニングの被害者となったのはHungryboxことJuan DeBiedma選手。事件は今大会『大乱闘スマッシュブラザーズDX』部門において、敗者枠からエリミネーションを切り抜け決勝進出を決めた同選手が、Cloud9のJoseph Marquez選手を下して優勝を果たした直後に起こりました。様子を収めた映像では壇上で握手を交わすDeBiedma選手に何かが投げつけられた瞬間や氏がその物体……「クラブ」、と言っても棍棒ではなく“蟹”を手に取り怒りをあらわにする様が映し出されています。なお、「Pound 2019」のスタッフによればこの蟹を投擲した人物は今後の大会への出入り禁止処分となったほか、他のトーナメント運営にも情報の共有がなされるとのこと。ただし、出禁になった人物の名前は公表されないということです。今回投げ入れられたのは“蟹”(crab:クラブ)であり、直撃などしなければ惨事にはならなかったでしょうが、これがもし“棍棒”(club:クラブ)であったり、他の何らかの致命的な結果をもたらしかねない物品であったら……。今後e-Sportsが注目されるにあたって更にセキュリティの重要性が議論されるところでしょう。※UPDATE(2019/4/23 19:50):その後、DeBiedma選手はカニを食べ、無事にリベンジを果たしたそうです。
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