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『ライフ イズ ストレンジ』『Tell Me Why』などで知られるフランスのデベロッパーDONTNOD Entertainmentは、自社の少数株式を中国のテンセントが取得したことを発表しました。
プレスリリースによると、テンセントによる株式取得の金額は3,000万ユーロ(約37億8千万円)。同社ではテンセントを含む4,000万ユーロの資金調達を目指し、PC/コンソール/モバイルでの自社パブリッシングタイトルの費用とするとしています。なお、今回の株式取得によりテンセントは同社の取締役会に参加できるようになります。
今回の株式取得によるパートナーシップ協定について、DONTNOD EntertainmentのCEOであるOskar Guilbert氏は「テンセントを投資家として迎えられることを喜ばしく思う」とコメント。これまでさまざまな企業への投資を行ってきたテンセントとパートナーシップを締結できたことで、今後中国を含むさらなるゲームの展開を望めるとしています。
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テンセントは2020年に31社に対して買収や合併などを行っています。また、2021年1月には『Don't Starve』で知られるKlei Entertainmentの株式の過半数を取得したことを発表しています。