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勝手にアナログスティックが入力状態になってしまうコントローラーのドリフト現象。ニンテンドースイッチのJoy-Conで発生した同現象は、欧米のさまざまな地域で訴訟となっていました。そして、PS5のDualSenseでも同様の問題が発生したとして、米法律事務所が米ソニーに対し集団訴訟を提起したことが明らかになりました。
先週、海外メディアKotakuがRedditで報告されていたDualSenseのドリフト現象を記事で取り上げ、話題となっていました。訴訟はLmarc Turnerさんを原告とし、同様の立場の消費者を代表する形でニューヨーク州南部の地方裁判所に提訴されています。
米ペンシルバニア州の法律事務所Chimicles Schwartz Kriner & Donaldson-Smith LLPがGamesIndustry.bizに送った訴状では、DualSenseには欠陥があり、ソニーはネット上の消費者の苦情を通じてこの問題を認識していると説明。原告はさまざまな違反行為を是正するために訴訟を提起したとされています。
訴状はKotakuの記事を引用する形で、購入から早くて10日ほどでドリフト現象が発生すると指摘。この記事では他にも、DualSenseのスティックを触っていないのにも関わらず『Destiny 2』の視点が移動している映像も紹介されていました。
海外報道ではDualSenseのドリフト現象は保証の対象になるとされています。Game*Spark編集部は国内ではどのような対応になるのかSIE日本法人に問い合わせ中ですので、返答があり次第お知らせします。