
開発中止された作品のアセットを不正流用したとしてスクウェア・エニックスから提訴されていたPC/モバイル向けシミュレーションRPG『鋼嵐 - メタルストーム』について、公式サイトで運営からのメッセージが公開されました。訴訟が起きた事実を認めると共に、円満な解決のため慎重に対応を進めていくとしています。
アセット不正流用の訴訟に公式サイトで反応―円満な解決目指す
『鋼嵐』はシリーズ最新作として開発されていた『FRONT MISSION:BORDERSCAPE』のアセットを契約に反し放棄せず不正に利用しつづけているとして差止め及び、損害賠償を求める訴訟が行われました。弊誌がスクウェア・エニックスに事実関係の確認を取った際には『鋼嵐』が何らかの許諾や正当な関係性のもとに制作された作品ではない旨が示されています。
HK TEN TREE LIMITEDは本日に公式サイトを更新。スクウェア・エニックスによる訴訟提起に関して、円満に解決するために現在慎重に対応を進めていると報告しました。現在も配信中の『鋼嵐』については、「引き続き、安心して「鋼嵐 - メタルストーム」をお楽しみいただけましたら幸いです。」と記載しており、本記事執筆時点ではいったん、サービスの中断や終了の判断はなされていないようです。
※UPDATE(2025/3/27 13:35):本文中の誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。