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2022年1月5日、『アラド戦記』で知られるネクソンが映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」などを監督したルッソ兄弟により設立されたAGBOに、4億ドル投資したことを発表しました。
AGBOはNetflix、Amazon、NBCユニバーサル、ディズニー、Appleなどと共同で映画やテレビ番組を作成している映像制作会社です。ネクソン発表によると今回の投資は、「映画・テレビ分野におけるネクソンの既存及び新規IPのグローバル展開を促進するとともに、当社のゲーム及びバーチャルワールド開発・運用経験を通して、AGBOによる世界中で魅力のある裾野が広いエンターテインメント領域の制作及びIP保有をサポートすることを目的」にしているとのことです。
ネクソンのNexon Film & Television部門責任者及びCSOであるニック・ヴァン・ダイク氏は「映画とテレビを活用することにより、ゲームタイトルのエンゲージメントが向上し、より長きに渡りサービスを継続できるようになります。ネクソンは、映画・テレビ分野におけるIPの最高のクリエイターであり先駆者であるAGBOと協業して参ります。彼らと共にゲーム、映画、テレビ、商品化など横断的に広がるコンテンツをゼロから制作できることを嬉しく思います」と語りました。
一方ABGOのCEOであるジェーソン・バーグマン氏は、Games Beatのインタビューに対し「優れたゲームを作るのはゲームプレイであり、そこには物語がある。そして優れたテレビ番組を作るのはストーリーとキャラクターであり、本当に異なるタイプのストーリーテリングです」と語り、「私たちは一方通行なナラティブ世界をインタラクティブな体験に拡張することに熱意を注いでいます」と付け加えました。