
The Academy of Interactive Arts & Sciencesは、Xbox部門トップのフィル・スペンサー氏が第25回「D.I.C.E. Awards」にて特別功労賞を受賞することを発表しました。
「D.I.C.E. Awards」とは前年度にリリースされたゲームから、部門ごとに優れた作品を選出する賞です。同アワードでは、開発者やパブリッシャーなどの業界関係者を対象とした賞が用意されており、第25回の特別功労賞にスペンサー氏が選出されました。
公式サイトによると、特別功労賞は「業界内で長年のキャリアを通じて幅広い分野で功績を残した個人に贈られる」とのこと。同氏はマイクロソフトに1988年に入社して以来、Microsoft Game StudiosのゼネラルマネージャーやXbox部門のトップなど様々な役割を果たし、2022年にはMicrosoft GamingのCEOに任命されています。


スペンサー氏主導の元、近年マイクロソフトは『The Elder Scrolls』のZeniMax Mediaや『コール オブ デューティ』のアクティビジョン・ブリザードの買収に着手しており、ゲーム業界での存在感を一層高めてきました。
The Academy of Interactive Arts & Sciences社長のメーガン・スカビオ氏はスペンサー氏に関して「マイクロソフトでのキャリアを通じて情熱とリーダーシップを発揮してきた」とコメント。同氏が「ビデオゲーム史に重要な影響を与えた」ことを評価しています。
第25回「D.I.C.E. Awards」は現地時間2月24日に開催。今回スペンサー氏に賞を贈呈するのは、ZeniMax Mediaの子会社ベセスダ・ソフトワークスのトッド・ハワード氏となっています。