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世界の有名プレイヤーたちが参加する『Apex Legends』の国際大会『FFLxGALLERIA GLOBAL CHALLENGE』(FFLGGC)が、2月5日・6日に開催されました。そこで日本代表の3チームが見せてくれた勇姿に、ゲームファンから感動の声が相次いでいます。
ついに実現した「NA」への挑戦
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『FFLGGC』は、プロゲーミングチーム「Fennel」の主催で行われたイベント。国内予選を勝ち上がったチームが日本代表となり、さまざまな強豪がひしめく「NA」(北米)エリアの代表17チームと競い合いました。
今回NAプロへの挑戦権を手にしたのは、以下の3チーム。国内競技シーンで華々しい活躍を見せる古豪「Flora」、圧倒的なフィジカルの強さで知られる「FC Destroy」、そしてセオリー破りの構成やユニークなムーブで有名な「456」(しころく)です。
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そんな日本代表を迎え撃ったのは、Sweet選手率いる「NRG」や、日本でも絶大な人気を誇るEuriece選手を擁する「Torrent」などのチーム。世界トップレベルと言われる有名プレイヤーたちが数多く参加しており、「TSM FTX」の司令塔であるImperialHal選手も「Cloud9」の一員として出場しています。
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3チームが見せた世界への可能性
同大会では日本代表チームがニューヨークへと渡航し、条件が公平なオフラインで実力を競うことに。大会初日、「456」と「FC Destroy」はNAチームのアグレッシブな戦い方に慣れていなかったためか、思うように順位を伸ばせず。その一方で、「Flora」は順調に順位を伸ばし、初日を6位で終えました。
しかし、「FC Destroy」はランドマークの近かった「Cloud9」と何度も初動ファイトを繰り広げ、見事勝利する場面も。とくに、破壊ハンマードリル選手がImperialHal選手をダウンさせたシーンには、解説陣や視聴者も大いに沸き立っていました。
続く2日目には、徐々に環境に適応してきたようで、各チームとも順位ポイントとキルポイントを重ねていきます。とくに「Flora」は第11マッチで見事チャンピオンを獲得し、最終結果では4位と大健闘。
「FC Destroy」は19位、「456」は18位という成績に終わりましたが、上位陣とのポイント差はどちらも約10ポイント程度なので、実力に大きな差があったわけではないでしょう。
長年、日本はFPSで世界に通用しないと言われ続けていましたが、それはもう昔の話。3チームが披露してくれた国内FPSシーンの大きな可能性に、ネット上では「楽しかったしFloraの活躍に世界大会の夢を見たわ」「NAの大会で4位はFlora凄すぎ」「日本代表どのチームもかっこよかった」「456もfloraもFCもめちゃくちゃアツかった!!」と感動の声が続出していました。
今後も、ますます盛り上がっていくことが予想される『Apex』の国内競技シーン。その発展次第では、世界の強豪に並び立つ日もそう遠くないのかもしれませんね。