ニンテンドー・オブ・アメリカ社長のダグ・バウザー氏は、ユタ大学の2022年度卒業式でスピーチを行いました。
マリオの宿敵「クッパ」の英語名と同名であるバウザー氏ですが、彼はユタ大学にてコミュニケーション学を専攻し、1984年に卒業。そして2022年、同氏は38年ぶりとなる母校の卒業式で、ビデオゲームに絡めた人生の教訓を生徒たちに与えました。
バウザー氏いわく、人生で前に進み続けるためには『ドンキーコング』の如く迫りくる樽(障害)を避けながら、常に正しい行動を選択する必要があるといいます。いつジャンプを、ハンマーを使うかといった学びを得て、クリアする頃には次のステージへ進む。この繰り返しをバウザー氏は「レベルアップ」と呼び、最終的に人生は“『ドンキーコング』のようなシンプルなプラットフォームに行き着く”としました。
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他にも、スピーチの最後にバウザー氏は4つの教訓として「好奇心を持ち続けること」「チャレンジを受け入れること」「他人の話を聞くこと」「人生は(ビデオゲームのように)楽しい」と語っています。
なお、ユタ大学に所属する教員には2007年ノーベル生理学・医学賞を受賞した「マリオ・カペッキ氏」などがいます。