昨日より開始されたSteamの各地域での推奨価格の定期的な更新ですが、非公式データベースサイト・SteamDBが59.99米ドルを基準にした各国の値段上昇率を公開しました。
この表によると、ユーロは+18%、中国人民元は+21%と全体的に上昇傾向にありますが、日本円は韓国ウォンと並び上昇率が3%と最も影響が低くなっています。一方トルコは454%、アルゼンチンは485%とかなり大幅に上昇していますが、これはVPNを用いて価格の安い地域で不正にゲームを購入する「リージョンスワッピング」と呼ばれる行為への対策と考えられます。
なお、これはあくまでSteam側が為替レートや購買力、消費者物価指数といったものを総合的に判断して提示する推奨価格であり、すべてのゲームが自動的にこの価格になるわけではありません。とはいえ、一部地域はパブリッシャー側の裁量で推奨価格通りに決めてしまうというケースもあり得るかもしれません。