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Steam DeckのデザイナーLawrence Yang氏とPierre-Loup Griffais氏が、海外メディアThe Vergeのインタビューで今後のSteam Deckのアップデートについて、ハードウェアも含めて進行中であると明らかにしました。
日本向けの出荷も間近に迫る携帯ゲーミングPC「Steam Deck」ですが、海外向けの発売からは既に約9か月が経過し、その間にもソフトウェアのアップデートが幾度も行われていました。The Vergeはそれを踏まえValveのSteam Deckに対する将来的な考えを聞くため、デザイナーのLawrence Yang氏とPierre-Loup Griffais氏にインタビューを行いました。
インタビューでGriffais氏は「安定を期待するべきでないと思います。」と始め、「プレイヤーがいる限り常にアップデートを提供し続けます。」とその真意を語ります。アップデート作業は、修正したいものとまだ作りたいものの2つに分けてリスト化されており、その数はどちらも増える一方だそうです。
さらに、ハードウェアについても改善の意向を見せ、Yang氏は可能な限り全てのコンポーネントを修理可能とすることがValveの意図するところだといいます。特に交換が難しいことが嘆かれていたバッテリーについて「接着剤の形状を変更して、バッテリーを緩めやすくしています。」と今後の展望を明かしています。
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その他にも記事ではファンやボタンなどのハードウェアの改善計画や、第二世代の計画、Steamコントローラー2の構想などについても触れられている他、オーディオミキサーの追加等、ソフトウェアの方でも今後の展望を語っています。