大手画像共有サイト「Imgur」はサービス規約を更新し、NSFWコンテンツの禁止およびアカウントに紐づけされていない古い画像を削除することを発表しました。
海外掲示板・Redditなどでもよく使われる画像共有サイト
今回、ImgurではNSFWコンテンツおよび不特定多数の古い画像、未使用の画像などを削除する方針に変更されるとのこと。特に、露骨な成人向けコンテンツに焦点を当てたものとなるようです。成人向け画像は常にImgurにとってリスクのある存在でしたが、この変更によってコミュニティを保護することが目的であるとしました。この方針は、2023年5月15日より有効になります。
当該のコンテンツについては、以前よりImgur内のギャラリー(不特定多数のユーザーが閲覧できるコミュニティ)に投稿されることは禁止されていて、リンク共有のみが許されていましたが、アップロードそのものが禁止されることとなりました。これらの画像の検出は、アルゴリズムだけでなく人の手による審査を組み合わせるため、悪影響は最小限に抑えられるとしています。また、自動検出による投稿画像の削除によって、アカウントBANが行われることはないようです。
なお、芸術目的のヌード画像などは引き続き許可されるとのこと。しかし、自動検出により誤判定されてしまうことがあるといいます。
古い画像はどうなる?
そしてゲーマーにとっての本題、古い画像に関しては、アカウントに紐づけされていないものが削除されていることがわかっています。Imgurはアカウント登録をしていなくても気軽に画像をアップロードできますが、そのような形でアップされた古い画像が削除されるものと思われます。
「Imgur」はかつて海外の様々な掲示板やRedditなどで各種の情報を画像形式でアップロードするため用いられており、現在でもまだ人気の高いサービスです。その中にはもちろん多くのゲーム関連情報も含まれています。今回の変更で、古いゲーム情報を検索した際に、肝心要の画像がない!なんて事態に遭遇することが増えてしまうかもしれませんね。