ハードの性能に依存しないゲーム体験を楽しめる、そんな便利なクラウドゲーミングも急激な需要拡大の影響は不可避のようです。
携帯端末やスマートTVといった非力なデバイスでも最新AAAクラスの超大作ゲームを楽しめるクラウドゲーミング。
その一つである「Xbox Cloud Gaming」ですが、ゲーム開始までのキュータイムが増加傾向にあると、テック系サイトWindows Centralは報じています。
いつでもどこでもゲーミング、ただ需要拡大のしわ寄せは…
最新作の超重量級のゲームを楽しめるのは、当然最新のゲーム機だけというのは今は昔のお話です。
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携帯端末やスマートTV、タブレット端末といったハードの性能に依存することなく、インターネットへの接続環境さえあれば時と場所を選ばず無数のゲームを楽しめるのが、クラウドゲーミングの醍醐味です。
そうしたクラウドゲーミングサービスの一つ「Xbox Cloud Gaming」ですが、急激な需要拡大によりキュータイムが増加傾向にあると話題になっています。
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ことの発端はXbox Game Passのクラウドライブラリに人気作『Grand Theft Auto V』が追加された所から始まります。これが切っ掛けで需要が急激に拡大したことから複数地域においてゲーム開始までのキュータイムが発生するようになったとのこと。
もちろん、『GTA V』が直接の原因かは不明ですが、タイミングがタイミングだけにこれが原因ではと憤る人々もちらほら。
Reditのフォーラムでは、「『Forza Horizon 5』は米国で15分から20分待ちで済んだ」「アルゼンチン・ブラジルサーバーも同様の最悪な状況さ」といった情報交換が積極的に行われています。ただ、現状としては人によって様々で、6分弱で「思いがけず長い時間お待ちさせて申し訳ありません」とのメッセージ表示となる人もいれば、中には1時間待ちという表示に打ちのめされる人もいたりと反応は様々です。
ですが5分10分ならいざ知らず、1時間待ちというのは流石に長すぎです。Microsoftにはシステムのキャパシティ拡大といった対応を早急に取ってほしいところですね。
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