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ついに発売を迎えたベセスダ新作『Starfield』ですが、ディレクターのトッド・ハワード氏がXboxプラットフォーム独占であることについて「より良い製品を生み出せた」と語っています。
コンソールはXbox独占
『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』以降コンソール版はPlayStationとXboxの両方で発売していた(『TES III: Morrowind』はXbox独占)Bethesda Game Studios作品ですが、『Starfield』についてはコンソール版はXbox Series X|S独占となっており、ライバル機であるPS5向けには発売されません。
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これについては、ベセスダの親会社であるZeniMaxをマイクロソフトが買収したことも理由のひとつとして挙げられますが、開発においてもメリットが生まれていたようです。
機種を絞ることでより良いものに
このことについて、英メディア・BBCのインタビューに応えたトッド・ハワード氏は、独占で何かを作るときはより多くのことに集中できるとコメント。「人々がプレイしているハードが特定のものであることがわかっており、それに集中できるためよりよい製品を生み出すことができる」と説明しました。
これについてはベセスダパブリッシング部長のピート・ハインズ氏も語っており、「PS5でも発売されていたら今年の発売は間に合わなかっただろう」と主張。少ないプラットフォームに集中することはチームにとって大きなメリットだったと述べています。
加えて、ブランド付けになることも期待している模様。「多くの人々はゼルダと言えばニンテンドースイッチと思い浮かべるように、それ(独占)がメリットになる場合もある」とコメントしています。
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『Starfield』はPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox/PC Game Passにも対応しており、Ultimate会員かつ高速で安定したインターネット環境があれば、ノートPCやスマートフォンなどでもXbox Cloud Gamingでプレイできます。