『黒神話: 悟空』、インフルエンサーの「中国ゲーム政策への言及」「フェミニストのプロパガンダ」などを禁じたと報じられる | GameBusiness.jp

『黒神話: 悟空』、インフルエンサーの「中国ゲーム政策への言及」「フェミニストのプロパガンダ」などを禁じたと報じられる

発売直後から破竹の勢いを見せている同作ですが、あまりよくない意味でも話題を呼んでしまっているようです。

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『黒神話: 悟空』、インフルエンサーの「中国ゲーム政策への言及」「フェミニストのプロパガンダ」などを禁じたと報じられる
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本日8月20日にリリースされた『Black Myth: Wukong(黒神話: 悟空)』

PS5/PC向けソフト『Black Myth: Wukong(黒神話: 悟空)』の開発を手がけた中国のGame Scienceは、マーケターであるHero Gamesを介して、同作のゲームキーの提供を受けたインフルエンサーやコンテンツクリエイターに注意文書を出していたと、VideoGames.siなど一部海外メディアが報じています。

フランスのコンテンツクリエイター/ジャーナリストであるExServ(Benoit Reinier)氏が自身のBlueSkyにて明らかにした文書では、ゲームキーの提供を受けて『黒神話: 悟空』をプレイし、何らかのコンテンツを作成する際は「他のインフルエンサーを侮辱すること」、「攻撃的な言葉/ユーモアを使用すること」、「政治、暴力、ヌード、フェミニストのプロパガンダ、フェティシズム化、その他の否定的な言説を扇動するコンテンツを含めること」を含む発信はできない、と書かれています。

さらに「検疫」、「隔離」、「covid-19」などの単語の使用や、中国のゲーム業界に関する政策に言及することも禁じられています。

この文書については、ジャーナリストのPaul Tassi氏も「本物である」と発言していますが、社外広報を通じてメディア等に送られた同様のレビューガイドラインには、上記のような内容は含まれていなかったとも報じられています。GameIndustry.bizによる取材にGame ScienceやHero Gamesはコメントしておらず、現時点で真偽は不明のままです。

《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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