エレクトロニック・アーツが配信する『バトルフィールド 2042』のSteam版において、同時接続プレイヤー数が発売時に迫る勢いとなっています。
記録的なローンチの失敗を経た『BF』新作
本作は、大規模戦争が楽しめるFPS『バトルフィールド』シリーズの最新作です。最大128人での対戦や、『タルコフ』スタイルの脱出モード、過去作の要素が楽しめる「ポータル」など様々な要素が期待を集めて発売を迎えました。しかし、蓋を開けてみれば全体スコアボードや分隊内VCなど重要な機能の欠如(現在は実装)やパフォーマンスの問題、モードの作りの粗さなどによって多くのユーザーの不満を買いました。
発売から約半年後にはSteam版同接プレイヤーが1,000人を切ったことや、海外の返金要求署名が20万筆を超えるなどユーザーの怒りは止まらず、過去作への人口流出を防ぐことができませんでした。
しかし、再起をあきらめる声もみられた中、10月10日より開催されているシーズン6「ダーク・クリエイションズ」に合わせた施策でユーザーを取り戻しているようです。
同接数は発売時に迫る勢い
現在Steam向けに週末無料プレイ(17日午前3時頃終了見込み)が行われているほか、Epic Gamesストア以外のプラットフォームで大幅セールも実施中。Steam版とEA App版は1,392円と最高割引となっており、やや割引率が下がりますがコンソール版もセールとなっています。

非公式データベースサイト・SteamDBによると、現在Steam版のピーク時同接プレイヤー数は10万人2,009人を記録しており、発売時の10万5,397人に迫る勢いに。別サイトであるSteam Chartsでは集計方法が異なるのか、全期間の記録を塗り替えているそうです。
シーズン6では歩兵オンリーの閉所マップ「リダクテッド」を初めとした様々な新規コンテンツが追加されています。無料プレイはそろそろ終了してしまいますが、セールのほかXbox Game PassやEA Playといったサブスクにも配信され気軽に遊べる環境も整っているので、この機会に再訪してみてはいかがでしょうか。

『バトルフィールド 2042』はPC(Steam/Epic Gamesストア/EA App)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中です。