
ユービーアイソフトは3月20日に発売予定の『アサシン クリード シャドウズ』について、開発者をオンラインハラスメントから守るための対策を講じているとPCGamesNなどの海外メディアを通じて発表しました。
開発者に対する個人攻撃を防止し守る

『アサシン クリード』シリーズ最新作の発売が迫る中、ユービーアイソフトは開発者へソーシャルメディアの運用方針を勧告し、誹謗中傷対策チームを運用するオンラインハラスメント対応を講じていると海外メディアBFMTVが報じました。
報道を受けてPCGamesNが同社に確認したところ、広報担当者が福利厚生とハラスメント防止の取り組みを回答したとのことです。同社は、開発チームのソーシャルメディアチャンネルは彼ら自身のものであるというスタンスをとっており、最優先事項はオンライン上も含めた従業員の安全であると表明しています。
会社全体の慣例としてソーシャルメディアの利用方法やデジタルセーフティ、メンバーへのサポートに関するガイダンスを提供しており、開発チームが直面しているオンラインハラスメントを防止し保護するためのリソースも共有しているとのことです。
ゲーム開発者に対する誹謗中傷は度々問題となっており、『Baldur's Gate 3』のパブリッシングディレクターは開発者やコミュニティチームへの脅しや暴言に苦言を呈した他、『MultiVersus』のディレクターは脅迫ともとれる反応に対し注意を喚起していました。悪質な攻撃への対策はあらゆる企業での急務となっており、セガやスクウェア・エニックスはカスタマーハラスメントに対する対応方針を公開しています。