ぷよぷよの仁井谷氏が9年ぶりに手掛ける新作ゲームは「果物ではなく建物」で落ちモノゲームの常識を破る | GameBusiness.jp

ぷよぷよの仁井谷氏が9年ぶりに手掛ける新作ゲームは「果物ではなく建物」で落ちモノゲームの常識を破る

あの『ぷよぷよ』を手掛けた仁井谷正充氏が、9年ぶりとなる新作ゲーム『ダブルタワー』を2025年3月21日に発表しました。Nintendo SwitchとSteamに対応予定で、価格は490円(税込)です。

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あの『ぷよぷよ』を手掛けた仁井谷正充氏が、9年ぶりとなる新作ゲーム『ダブルタワー』を2025年3月21日に発表しました。Nintendo SwitchとSteamに対応予定で、価格は490円(税込)です。

仁井谷氏は記者会見で、『ダブルタワー』について「確率に身をゆだねて、気合いを入れずにプレイする、12分で地獄と天国を味わえるゲーム」と紹介。落ちものパズルの常識を「20個くらい破っている」と述べています。

ゲームシステムと特徴

『ダブルタワー』は、枠内に建物を落として同じ色の建物同士を合体・進化させていくパズルゲームです。最終目標は、最終形態である「タワー」を2つ完成させること。近年話題の某果物を落とすゲームに似た基本システムを持ちながらも、「ルーレット」という独自要素を導入し、運の要素も絡めた新しいゲーム体験を提供します。

ゲームには、以下のモードが用意されています。
公式タシプル沼:2~8色の基本モード(メインは4色)
夢の挑戦沼:建物の挙動が特殊なモード
色昇華の挑戦沼:落ちてくる建物の色が増えていくモード

ステージは全92種類でオールクリアまでに「3ヵ月から半年はかかるだろう」とのこと。

開発の経緯とコンパイルメンバーの再結集

仁井谷氏は、ある日地下鉄で見た某ゲームの動画から「一色のゲームを二色にしたら新しいゲームができるのでは」と着想を得たと説明。「建物」をテーマにした理由は「マイホームが欲しいという願望や、タワーを登りたいという人間の本能」を反映させたとのことです。

なお、本作には『魔導物語』の壱氏、『ぷよぷよ通』のじぇみに広野氏、『魔王ゴルベリアス』のPAC藤島氏など、往年のコンパイル創立メンバーが再結集しています。

仁井谷氏の思いとクラウドファンディング

会見では、父親の死去や認知症の症状を見せ始めている母親への思いも語られました。「毎月でも会いに行って元気でいてほしい」という願いが、このゲームを完成させたい理由の1つだと明かしています。

『ダブルタワー』は、3月28日10時よりMAKUAKEプロジェクトでクラウドファンディングが開始予定。目標金額は500万円です。支援者向けには、ゲームのダウンロード版、イラストポスター、Tシャツのほか、「ゲーム内で流れるボイスの権利」や「プロトタイプ」などユニークな特典も用意されています。仁井谷氏は「クラファンが成功しないとゲームは中断せざるを得ない」と切実な思いを語っていました。

ゲーム業界のレジェンドによる9年ぶりの新作は注目を集めそう……ですが、実は仁井谷氏による“ぷよぷよ超え”の挑戦は今回が初ではありません。

三度目の正直となるか。個人的に仁井谷氏のファンなので、応援したいと思います。

《矢崎飛鳥(ACCN)》

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