全世界で展開する大手おもちゃチェーン、トイザらスは米国内の全店舗にて、ゲームの中古買取プログラムをスタートすると発表しました。このプログラムは過去のハードから最新のハードまでを対象に、ゲームソフトを店舗に持ち込むと、それに見合った価格のトイザらスギフトカードと交換できるというもの。手に入れたギフトカードは直後から、トイザらスの取り扱う商品で使用することができます。(ハードはAtari 2600やインテリビジョンのような昔のハードから、最新ハードまで対応しているとのこと)同社のBill Lee副社長は「この買取プログラムは店舗に訪れる顧客に対する新たな価値の提供」だとしています。買い取ったゲームを販売するかどうかは明らかにしていません。ゲームの中古売買は米国でもゲーム専門店GameStopや大手量販店Wal-martなどが開始し、拡大の兆しを見せています。全米に多くの店舗を持つトイザらスまでもが開始したことで、中古ゲームの流通は一層促進されそうです。この背景にはヒットタイトルが減少し、新作タイトルよりも利幅の高い中古ゲームを取り扱いたいという考えがあります。中古ゲームが普及すればゲームメーカーの利益の減少にも繋がり、今後10年前の日本のように大きく取り上げられる問題となる可能性もあります。トイザらスの買取プログラムは13日からスタートする予定。
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