バンダイナムコゲームスとネットマイルは、小中学生を対象とした「インターネット利用」についてのアンケート調査の結果を公表しました。10月15日〜19日の期間に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象に行われたもので、有効回答数は514名。内訳は男子124名(24.1%)、女子390名(75.9%)。アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページにてPDFファイルで掲載されています。それによると、インターネットを利用するために使っている端末は「パソコン」が全体の96.3%と突出した結果となりましたが、2位に「ニンテンドーDS・DSLite・DSi」(25.1%)、3位に「Wii」(20.8%)が入るなど、ゲーム機からのアクセスが、かなり活用されていることがわかりました。学年別でパソコン以外でのアクセス方法を見ると、小学校中学年・高学年では「ニンテンドーDS・DSLite・DSi」の回答が多く、中学生になると、「携帯電話・PHS」の回答が多くなります。パソコン以外でのインターネットへのアクセス方法は、まずゲーム機から始まるものの、自分の携帯電話やPHSを持ち始めると、ゲーム機より頻度が多くなることが推測されます。現在では、ほぼすべてのゲーム機がネット機能を搭載しており、「ゲーム機で生まれて初めて、ネットを使った」という世代が急増しているものと思われます。このへん、少し前なら「生まれて始めた買ったCDは、ゲームのCD」といった感じになるのかもしれません。なおインターネット利用歴について質問したところ、6割以上がインターネット利用歴「3年以上」で、うち「5年以上」の回答は全体の31.3%ともっとも多くなりました。また利用しはじめるきっかけは、「家で家族がやっていたから」が全体の59.9%と圧倒的に高く、次いで「学校の授業」が16.5%と続きました。性別でみると、男の子では「ゲームのダウンロードや通信対戦をしたかったから」、女の子では「雑誌を見て知りたい情報があったから」の回答が多かったことから、男の子はゲーム、女の子は情報収集への意欲がインターネットを利用するきっかけの1つとなっていることがわかりました。
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