米経済誌Forbesは毎年恒例となっている「日本の大富豪40人」を発表しました。景気低迷から今だ抜け出すことのできない日本ですが、株式市場が上昇に転じたことから、40人の総資産額は2009年2月の6兆2500億円から8兆7000億円へと増加しました。2年連続でトップとなったのはユニクロ(ファーストリテイリング)の柳井正会長兼社長。前年よりも約3000億円増加して、資産総額は約8300億円。一旦は会長に退きましたが、一昨年から社長に復帰。ヒートテックなどで再びユニクロの店舗には列が絶えない日々が蘇りました。一方で最も資産総額が増加したのはサントリーの創業家から佐治信忠氏。資産総額は約7700億円です。昨年は同業のキリンとの統合で合意しています。その他40人中24人が増加させていて、ソフトバンクの孫正義氏、楽天の三木谷浩史氏、グリーの田中良和氏らの名前が挙げられています。このランキングの常連でもある任天堂創業家の山内溥相談役は約3400億円で7位という結果でした。昨年と比べて順位を下げていますが、資産の大半は約10%を保有する任天堂株式と見られます。1.柳井正 8300億円2.佐治信忠 7700億円3.森章 5500億円4.孫正義 5000億円5.毒島邦雄 4800億円6.三木谷浩史 4200億円7.山内溥 3400億円8.糸山英太郎 3000億円9.滝崎武光 2600億円10.武井博子 2200億円