小倉百人一首文化財団は、2011年4月1日より休館していた「時雨殿」について、2012年3月17日よりリニューアルオープンします。「時雨殿」は、最新のテクノロジーを駆使した百人一首の体験型テーマパーク。建設費用は任天堂相談役の山内溥氏が負担、技術面は任天堂が支援して2006年1月27日にオープンしました。館内ではニンテンドーDSからボタン類を削除した「時雨殿なび」を使って楽しむことが出来ました。設備の耐用年数経過のため、2011年4月1日に休館。その後リニューアル工事が行われ、2011年3月17日10時にオープンします。リニューアル後の館内マップを見ると、「時雨殿なび」を使った体感スペースが無くなっており、百人一首に関する貴重な資料や100体の歌仙人形、歌詠みのシーンをジオラマで再現した夢舞台などを常時展示します。2階には平安時代の雰囲気が楽しめる120畳の体験スペースが設けられ、時代衣装を着て記念撮影も可能になりました。また、オープニング企画として「天龍寺寺宝展〜夢窓国師と嵯峨・嵐山(仮称)」が開催。こちらは6月24日まで行われる予定です。