設立から12年を迎えた須田剛一氏率いるグラスホッパー・マニファクチュア。新たな飛躍を目指して西新宿に移転すると共に、飯田和敏氏、山岡晃氏という2名のゲームクリエイターを迎えた事がファミ通.comに掲載されているインタビューで明らかにされました。飯田和敏氏は『アクアノートの休日』や『巨人のドシン』など作家性の高いゲームで知られ、長くゲーム開発からは遠ざかっていましたが、昨年久々にWiiウェア向け『ディシプリン*帝国の誕生』(マーベラスエンターテイメント)を世に送り出しました。先日からコナミを退社したと噂されていた山岡晃氏はコナミで多数の楽曲を手掛けてきた作曲家で、特に『サイレントヒル』シリーズで知られます。最近の作品ではプロデューサー業での活躍も見られました。インタビューの中で須田氏は2人を迎えた理由についてSuda51のグラスホッパーだけではなく、様々なクリエイターが活躍し、世界基準のゲームを排出する存在になりたいと語っています。既に山岡氏はグラスホッパーと三上真司氏がプロデュースするEA向けのプロジェクトの作曲に関わっているほか、飯田氏も自身のプロデュースする作品に着手しているとのこと。これらの成果の一部は今年の6月に開催されるE3でも見られるようです。先に海外で発売になっている『NO MORE HROES 2: DESPERATE STRUGGLE』の国内発売も気になりますが、世界に羽ばたくグラスホッパーに期待したいですね。
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