2009年のゲーム業界は日本を代表するビッグタイトルが多数発売され盛り上がった一方で、中小型のタイトルの苦戦が目立ちました。中堅パブリッシャーには厳しい時代なのかもしれません。日本一ソフトウェアが5日に発表した平成22年3月期第3四半期の業績は、売上高13億0100万円(△1.3%)と健闘したものの、営業損失1億3600万円、経常損失1億3000万円、純損失2億3100万円と厳しい結果となりました。Q3までに国内で10タイトル、海外で12タイトルを発売しましが、特に6タイトル発売した新作オリジナルタイトルが苦戦し、当初の計画を下回りました。また、Q4には主力タイトルを含む5タイトルを発売予定ですが、現状の受注状況は当初の計画を大幅に下回っているとのこと。このような状況を受け、現在開発中で来期以降に発売を予定しているタイトルについても、販売見込みや品質等を再検討した結果、うち2タイトルを開発中止としています。これに伴なう特別損失として8000万円が計上されています。通期の業績予想も売上高18億9100万円、営業損失2億6800万円、経常損失2億5900万円、純損失3億5800万円と大幅に下方修正しています。今後は更に厳しい市場環境を想定した上で経営体質・財務体質の強化を図るとともに、主力タイトルに開発体制を集中し、タイトル数を厳選し、ブランドの再構築を図っていくとしています。