“Zampella氏とWest氏が訴訟を選んだことには失望しており、その主張にはメリットがないと信じています。これまで8年間、Activisionの株主は、彼らがInfinity Wardを設立するための資金を提供し、経済的援助、リソース、クリエイティブな独立性によって、彼らが途方もない成功を収め、個人的な富を得るのを助けてきました。(中略)アクティビジョンは、引き続き所有するCall of Dutyフランチャイズに取り組み、何百万人ものファンのために、エキサイティングで革新的なゲームを作り続けるでしょう。”
Activisionが発表した声明は、3,600万ドルにも及ぶというロイヤリティーの支払いや、具体的な契約破棄の理由には触れられておらず、同社の正当性を主張する内容となっています。また、関連ブランドの主導権を要求していた訴状に対して、今後もCall of Dutyの制作を積極的に続けていくと全く動じない姿勢を見せています。
また別のソースになりますが、G4tvが関係者から入手したメモの内容から、アクティビジョンが今回の件に関わる以下のような資料や証拠をInfinity Ward内部で探していたことが明らかに。
* 将来の企画の業務や分析を含むInfinity Wardの新作プロジェクトに関わる資料。(例 Modern Warfare 3)
* Infinity WardがActivisionから独立したスタジオを結成する可能性に関わる資料。2人の幹部や社員だけに留まらないやりとりの内容。
* 2人の幹部がElectronic Artsなどのライバル企業とコミュニケーションしたことを示す資料。
Modern Warfare 2の大きな成功の影で深刻化するパブリッシャーと開発者のトラブル。今後どのような展開を見せるのか、続報が入り次第お伝えします。