【GDC2010】MySpace、ソーシャルゲーム拡充を宣言・・・専用iPhoneアプリも登場

大手SNSのMySpaceは、よりソーシャルなゲームを提供する環境整備や新ツールの提供などを柱とした、ゲームの拡充策をGame Developers Conferenceに合わせて発表し、関連するセッションを実施しました。現在、約1/3のユーザーが毎日ゲームを遊んでいるということですが、これを機会によりMySpace Platformの価値を高めていきたいとしています。

今回のアップデートでは、

・アプリケーションのアナライズ機能の強化: APIを使って、招待のコンバージョンやアクティブユーザー数、ノーティフケーションへの反応状況、ユーザー層の把握などが可能になりました

・リッチなゲーム: Unityのプラグインを利用することで、3Dライクなパワフルなゲームが実験可能になりました。『Paradise Paintball』で既に採用。

・クロスプラットフォーム: 「Scoreloop」を利用することで、SNSのプラットフォームをまたいだ、ハイスコアやアチーブメントの共有などが可能になりました。

などが柱で、さらにゲームページの最適化が図られていて、よりユーザーが他のユーザーを巻き込み易いプラットフォームへと進化したということです。多数の新作タイトルも発表されています。

加えて、MySpaceではiPhoneからMySpaceのゲームを楽しめるアプリケーション『MySpace Neon』を発表。これによりプレイヤーはPC環境がなくとも、いつでもゲームを楽しみ、友達と共有することができます。アプリケーションは数週間以内に提供開始される予定だとのこと。

《土本学》

メディア大好き人間です土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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