小島氏は冒頭の挨拶で
いずれ将来、プラットフォームに依存せず、リビングでも外出先でも同じゲームを遊べるようなクラウドコンビュティングの時代がゲームにも訪れると思っています。その時代に『METAL GEAR SOLID』はどのようなゲームを提示すればいいのか。PSPという携帯機で作られた「PEACE WALKER」はその実験の意味も含まれています。
とコメント。始めて携帯ゲーム機で小島氏が手掛けたメタルギアが、将来を見据えたものであることを示唆しました。
『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』は携帯機ならではの遊び方を提案した作品で、協力プレイや基地の育成といった要素が加わり、ジャンル名もタクティカル・エスピオナージ・アクションからタクティカル・エスピオナージ・オペレーションへと変更になっています。
一方で小島氏は次の作品について、「新しく生まれたタクティカル・エスピオナージ・オペレーションを、これまでのように最先端のプラットフォーム、最先端のテクノロジーで表現していきたい」と意気込みを語っていました。
完成披露発表会の様子は姉妹誌インサイドでレポートしています。合わせてご覧ください。