家庭用ゲーム機ソフトは好調でしたが、受託制作やモバイルコンテンツが苦戦。特にモバイルの国内事業が悪化しているようです。ただし、課金会員数は平成21年3月期 第4四半期から第1四半期にかけて大きく減少しましたが、下げ止まりの傾向もあるようです。
モバイルの国内ゲーム関係は第4四半期、第1四半期、第2四半期で60万人→54万人→53万人という推移。一方、音楽事業は104万人→101万人→101万人となっています。主要なサイトでは、「ハドソン★プレミアム」では17万人→14万人→13万人、「桃太郎電鉄」が23万人→22万人→21万人となっています。
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決算説明資料より
「ハドソン★プレミアム」は月額315円から。キャリア手数料が9%程度で、回収率は日本の場合、数%に収まりますので、1人当たりでは260〜270円程度。1万人は四半期で800万円程度のインパクトとなります。
今後の展開としては、まずはソーシャルゲームやスマートフォンの拡充が挙げられます。ソーシャルゲームではグリー向け『戦国カード 武神戦爛』、プラットフォーム未定ながら『ボンバーマンSNS版』『天外魔境SNS』が登場予定。スマートフォンでは『ARモンスター』『僕とちくわと鉄アレイ』さらにPCエンジンの人気タイトルも投入していくとのこと。
新プラットフォームにも積極展開します。KinectやPlayStation Move向けや、ニンテンドー3DS向けにもタイトルを準備中です。
当然ながらハドソンでも欧米市場を重視。『Beyblade: Metal Fusion』『DECA SPORTS 3』などを投入予定です。
通期の業績予想は修正せず、売上高170億円、営業利益120億円、経常利益120億円、純利益70億円としています。