ゲームエンジン「Unity」を提供するUnity Technologiesは、新たな部署として「Union」を設立したことを明らかにしました。「Union」は、中小規模のデベロッパーが取り組み辛い、新しいプラットフォームやチャンネル、デバイスに対してのゲーム提供をサポートする部隊で、そうしたプラットフォームへの移植作業や実機でのテストなどを代行し、収益機会の最大化を支援します。そこで得られた収益はデベロッパーとUnityで80:20で配分するということです。「私たちは素晴らしいゲームであれば幅広いプラットフォームでの収益機会があると考えています。しかしそうした機会は大手企業でなければ完全にカバーし、捉える事は困難です。Unionでは、小規模なデベロッパーに対しても同様の機会を提供したいと考えています。これも私たちの考える"ゲーム開発の民主化"の大きな一歩であると思います」とCEOのDavid Helgason氏はコメントしています。「Union」に興味のあるデベロッパーはこちらから問い合わせ欲しいとのこと。また、この取り組みに興味のあるプラットフォームホルダーも募集しているそうです。