NHK出版から、昨年11月に放送されたNHKスペシャル「世界ゲーム革命」と、3月に「BSハイビジョン特集」で放送された、拡張増補版「ゲームレボリューション?王国ジパングの逆襲」と、水口哲也さんがナビゲーターになってインタビューをする形式で構成される「ゲームレボリューション 賢者の予言」をまとめた書籍の発売のアナウンスが行われました。内容としては、番組で触れきれなかった部分が、若干追加されたりしており、非常にわかりやすい内容になっています。ゲーム産業の状況だけでなく、ゲームの未来はどのようになっていくのかということまで踏み込んだ、読みやすいながらも、俯瞰できる考え方が見える書籍になっています。インタビューとしておさめられた一人、ゲームの考え方を現実世界に応用する「ゲーミフィケーション」の提唱者のジェーン・マクゴニカル氏のインタビューでは「近い将来、ゲーマーのなかからノーベル賞受賞者が出ると思います」なんて、素敵かつ、無茶なことを言ってくれてます。テレビをご覧になって、情報をより網羅的に再読したい方や、また、番組を見逃した方には興味深い内容になっていると思います。「NHKスペシャル 世界ゲーム革命 」進化し続ける「ゲーム」がもたらす衝撃の未来とは巨大産業に変貌しつつあるゲーム開発。かつては「日本のお家芸」とまでいわれたが、いまや国策としてゲーム産業を推し進めるカナダやアメリカに大きくおくれをとっている。巻き返しはなるのか。日本の天才ゲーム・クリエイターや北米のゲーム関連企業の最前線を追い、コンピュータ・サイエンスと連動するゲームの可能性と衝撃の未来像を探る。価格: ¥ 1,470単行本(ソフトカバー): 272ページ出版社: NHK出版 (2011/5/26)ISBN-10: 4140814756ISBN-13: 978-4140814758発売日: 2011/5/26
NHKが「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン4 21世紀の地政学 ゲーム編 第1回」を8月2日に放送―豊かなゲーム文化が育まれるまでの壮大な前史を振り返る 2024.7.31 Wed 日本発のスペースインベーダーが超大国にもたらした衝撃とは?