ゲーム開発プラットフォーム「Unity」を提供するUnity Technologiesは、開発者の登録者数が75万人を超えたと発表しました。 現在も登録数の約25%となる20万人が月間アクティブユーザーとして存在。さらにUnityのユーザー数は、2010年11月に8000万人以上と1年間で50万人の増加を達成しました。 また、開発者がゲーム開発に利用する様々なアセットを売買するための「Unity Asset Store」は、 開設より1年が経過。当初は64パッケージしかありませんでしたが、現在は5万人の登録ユーザーと2200パッケージを取り扱うまでに成長しました。 Unity Technologies チーフクリエーティブ役員であるニコラス・フランシス氏は「Asset Store は、大きな制作スタジオが保有するツールを開発者が取得するための素晴らしい手段になりました。経験の浅い開発者をサポートするため、より高度な技術を得るための環境を作り上げたといえるでしょう」とコメントしています。 さらに中小規模のデベロッパーのゲーム配信をサポートする「Union」では、Xperia、Roku 2、Nokia N9、Playbookなどのさまざまなデバイスで販売されることとなりました。今後もさらに多くのゲームを配信し、より多くのコンテンツ導入を調整・交渉していきます。 Unity Technologies CEOのディビッド・ヘルガソ氏は「私たちは、Unionによって開発者がコンテンツを配信する際に発生するリスクをできるかぎり取り除き、新たなユーザーへのマッチングやより高い報酬を得るための手助けをしていきます。こうした革新的な戦略は、独創的な発想へ平等にチャンスを与えていくための、長期的な計画のはじまりにすぎません」としています。
《近藤智子》