昨年は『Deus EX: Human Revolution』にてシリーズの再興を果たしたEidos Montreal。同作は2007年から開発がスタートし、その2年後にEidosがスクウェア・エニックスの傘下となる大きな変化が訪れましたが、同スタジオのジェネラルマネージャーStephana D'Astous氏が当時から現在までのスクエニとの関係を業界ニュースサイトGamasutraのインタビューにて明らかにしています。「パートナーシップは父と子の関係以上ですよ、彼等は本当にやりたいことをやらせてくれる。細かな部分まで介入してきませんし、それに私は欧州スクエニのCEOであるPhil Rogersに報告を直接するんです」とコメントしたD'Astous氏。スクエニは制作面における自由と手厚いサポートを提供してくれるとインタビュー中に何度も言葉にし、またその一例として以下のようなこぼれ話を明らかにしています。「彼等は本当に我々を尊敬してくれてます。彼等がどれだけ礼儀正しいかというと、初年度から毎月かと思うほど東京から訪問者がやってきた。技術や人材、IT、クリエイティブの面のやり取りでね。少なくとも彼等は本当に我々に対して誠実だし、“あれをやれ、これをやれ”と言われるよりも良いことがあるのがよくわかったよ」なおインタビューは昨年11月に行われたSquare Enix Montrealの設立とEidos Montrealの人員拡大にもフォーカスしており、D'Astous氏は両スタジオが統合されずに分けられた理由について、Eidos Montrealが管理しやすい規模に収まるための尽力があったと説明しています。
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