米アップルは12日(現地時間)、「iPhone 5」を発表した。4インチRetinaディスプレイを搭載、LTE通信に対応しながらも、「iPhone 4S」に比べてさらに薄く、軽いボディを実現している。発売は9月21日で9月14日から予約を受け付ける。日本でのキャリアはソフトバンク及びKDDI。 iPhone 5は、4インチRetinaディスプレイ(1136×640、326ppi)を搭載し、iPhone 4Sに比べて厚みは18%薄い7.6mm、重さは20%軽い120gとなった。高さは123.8mm、幅は58.6mm。A6チップを採用し、A5チップに比べてCPU、グラフィックスともに処理能力が2倍になっているという。理論値最大100MbpsのLTE通信にも対応、対応キャリアの発表ではソフトバンク、KDDIの名前も挙がっていた。Wi-Fiは802.11a/b/g/nに対応し、802.11nでは2.4GHz及び5GHzをカバーし、最大150Mbpsを実現。 メインカメラは8メガピクセル、5層レンズ、F2.4で起動時間も4Sに比べ40%速くなったとのこと。パノラマ撮影機能も搭載。1080p HD動画の撮影が可能で、手振れ補正が向上。動画撮影時の静止画撮影も可能。またインナーカメラについても720pの動画撮影ができる。「Lightning」という新たなケーブルも発表された。耐久性が向上し、80%小型化、裏表がない使用となっている。OSは、6月に発表された最新OS「iOS 6」。Siriも強化されるとのこと。カラーは、ブラック&スレート、ホワイト&シルバーの2色。 通話時間は3Gで最大8時間、連続待受時間は最大225時間。インターネット利用は3Gで最大8時間、LTEで最大8時間、Wi-Fiで最大10時間。ビデオ再生は最大10時間、オーディオ再生は最大40時間となっている。 米国内での価格は2年契約で16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドル、64GBモデルが399ドル。これにあわせて、旧型のiPhone 4Sは16GBモデルが99ドル、iPhone 4については8GBモデルが無料と、値下げも発表された。
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