もともとコンシューマゲームの開発をしながら、『FINAL FANTASY IV THE AFTERー月の帰還ー』や『FINAL FANTASY LEGENDS 光と闇の戦士』など、毎月シナリオを配信するタイプのゲームにも携わってきました。当然スマホアプリもチェックしていました。そんな中で『インフィニティブレード』などが出てきて、こういったリッチなゲームが、スマホでも求められる時代になったんだなあと思いまして。ここはいっぱつ、ドンと勝負できるようなものをやってみようと。それがきっかけですね。
一口で運営型といっても、いろいろあると思います。『FINAL FANTASY IV THE AFTER-月の帰還-』や『FINAL FANTASY LEGENDS 光と闇の戦士』のように、定期的にシナリオを配信して、まとまったらパッケージにするような手法も可能でしょう。そんなふうに、お客さんの反応を見ながら展開を変えていく方が、自分たちの想像だけで作るよりも、実際におもしろくなります。僕らが思ってもみなかった展開に転がっていって、でも完成度も高まった、なんてことがおきたりするので、今後もそうしたチャレンジは試してみたいですね。