任天堂は、昨年の4月24日に公表した平成26年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正しました。発表によれば、売上高は約36%減の5,900億円、営業利益は1,000億円の予想から一転し350億円の赤字、経常利益は約95%減の50億円、連結最終損益も大きく割り込み250億円の赤字へと、全体的に大きく下方修正しました。また、各ハード及びソフトの販売予想も大きく修正し、900万台を見込んでいたWii Uは280万台と大きく引き下げ。Wii Uソフトも50%減となる1,900万本へと下方修正されました。好調なセールスが報じられていた3DSも、当初予想に達することは叶わず、ハード1,800万台を1,350万台に、ソフトも8,000万本から6,600万本へと引き下げています。なおDSは、ハードの予想は発表されておらず、ソフトは前回予想の1,000万本を維持。Wiiにおいては、ハードこそ80万台減となりましたが、ソフト予想は600万本の引き上げとなる2,600万本と発表し、前世代ハードの根強さも露わとなる形となりました。
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